今村由男展 銅版画・フレスコ画

2023年5月20日(土)— 5月28日(日)11:00am -6:00pm

今村 由男 Yoshio IMAMURA
1948 長野県に生まれる。 独学で版画を始め、銅版画家・中林忠良氏に私淑する。
1989 日本版画協会展・準会員賞、ニューヨーク国際ミニアチュールプリントビエンナーレ受賞、バラトヴァバン国際版画ビエンナーレ・特別賞、日仏現代美術展・佳作賞(90年フランスソワール賞2席、フィガロ賞3席)
1991 アトリエコントルポワン(パリ)に留学し、1版多色刷り銅版画を学ぶ
1995 パシフィックリム国際版画展・ハワイ州教育・芸術財団買上賞(1997、2000年)
1997 文化庁特別派遣在外研修員としてパリ、アトリエコントルポワンに留学
2011 CWAJ現代日本版画展・第1回運営委員会賞、モロッコのアートフェスティバルに招聘され滞在制作を行う。
2017 スプリット国際グラフィックアートビエンナーレ・グランプリ(クロアチア)
2019 中国Guanran国際版画ビエンナーレ 最高栄誉賞受賞
2019 クロアチア、スプリット国際版画ビエンナーレグランプリ受賞記念個展 クロアチア、スプリット 10月~11月

森永豊 吹きガラス展

2023年5月1日(月)— 5月14日(日)11:00am -6:00pm

●休廊 5月8日(月)

森永 豊 Yutaka MORINAGA
1961 鹿児島県川内市(現薩摩川内市)生まれ
1994 東京ガラス工芸研究所パートドヴェール科を卒業
1994 北海道立工業試験場野幌分場に於いて研修
1995 広島県福山市「グラスヒュッテ」に於いて舩木倭帆氏に師事
2000 薩摩川内市に築炉

林孝彦展 線を重ねて

2023年4月15日[]— 4月23日[]11:00am -6:00pm

林孝彦 Takahiko HAYASHI
1961 岐阜県に生まれる 
1985 武蔵野美術大学油絵科卒業
1986 第54回日本版画協会展・協会賞
1987 第3回西武美術館版画大賞展・優秀賞
1987 東京芸術大学大学院版画専攻修了
1989 第19回現代日本美術展・東京都美術館賞
1990 現代の版画1990(渋谷区立松濤美術館)
1992 第21回現代日本美術展・ブリヂストン美術館賞
1994 シガ・アニュアル’94版の宇宙(滋賀県立近代美術館)
1997 現代日本美術の動勢・版/写すこと/の試み
1987 (富山県立近代美術館)
1987 文化庁買上優秀美術作品披露展(日本芸術院会館)
2017/19/20/23 ヒロ画廊にて個展

竹久夢二展 春風浪漫

2023年3月18日[]— 4月9日[]11:00am -6:00pm

●休廊 水曜・木曜(3/22・3/23・3/29・3/30・4/5・4/6)

明治17年、岡山県の南東、邑久郡本庄村(現、瀬戸内市)に生まれる。

本名は竹久茂次郎。父・菊蔵は造り酒屋を営む。子供の頃より絵を描くことを好む。

神戸中学に進み、異文化に魅かれる。しかし、実家の都合で中退、一家で福岡に転居。

18歳の夏に、家出して上京。早稲田実業学校に入学。キリスト教者や幸徳秋水ら社会主義者と交わる。

22歳の時に「中学世界」に投稿した「筒井筒」が一等入選。初めて「夢二」と署名する。画業に専念するため早稲田実業学校を中退。投稿を続けながらも、翌年には早稲田鶴巻町で絵ハガキ店を開いた未亡人、岸たまきと出会い、結ばれる。彼女をモデルとした「夢二式美人画」を描き、人気作家の仲間入りを果たす。

2年後に離婚。31歳の時にたまきと子供達の生活費のために、日本橋に「港屋」を開店。笠井彦乃と出会い、後に結ばれるも、彦乃は6年後に病死。

38歳の時にモデルとして現れた、お葉と所帯を持ち、時代を代表する画家として活躍。しかし、昭和にはいると人気にも翳りがみえはじめ、心機一転、昭和6年に渡米。夢にまでみたアメリカでの滞在は世界恐慌のあおりで苦難続き。

ヨーロッパに渡るも、世情は安定しておらず、更なる苦難続きで、昭和8年に失意と病を得ての帰国。昭和9年、長野県の富士見高原療養所で「ありがとう」を最後の言葉に51歳で永眠。