斎藤清版画展

     会期   2024(令和6)年 2月10日(土)- 2月25日(日)
     営業時間 11:00 am – 6:00 pm
     休廊日  2月14日(水)・2月21日(水)

斎藤 清( さいとう きよし、1907年4月27日 – 1997年11月14日)
福島県河沼郡会津坂下町出身の木版画家。29歳の時、安井曽太郎の木版に魅せられ、版画の制作と研究を独学で始める。浮世絵版画の技法や西洋作家の近代的造形を取り入れた木版画技法を確立し、日本的感情を表現した。1995年には文化功労者に選ばれる。

斎藤清の版画展はヒロ画廊では初めての開催です。没後30年をまもなく迎える斎藤清は、国際舞台で今なお高い評価を受けています。静かで気品に満ちた作風は、浮世絵版画の技法をベースに平面処理された画面構成により、色褪せない現代的な感性に包まれています。斎藤清の代表作である雪景色の「会津風景」や「柿の会津」など秀作30点をご紹介します。
                                      ヒロ画廊 代表 廣畑政也

篆刻・書画 真鍋井蛙展

2024(令和6)年
1月13日(土)- 1月28日(日)
11:00 am – 18:00 pm

真鍋 井蛙(まなべ せいあ)

略歴
1955 香川県綾歌郡綾南町羽床下に生まれる
1973 中原一耀、翌年は小森秀雲に書を学ぶ
1978 梅舒適の門をたたき篆社に入社
1979 奈良教育大学 教育学部 卒業
1979 奈良教育大学 特設書道専攻科 入学
1980 奈良教育大学 特設書道専攻科 終了
2018 改組 新 第5回 日展特選 受賞
2019 桜井神社 (堺市)鳥居 神額 揮毫
2020 堺市文化功績受賞(芸術文化)
2021 新第8回日展特選
2022 日本篆刻家協会理事長 就任

書歴
日展準会員・中国西泠印社名誉社員・読売書法会常任理事(企画委員)日本書芸院常務理事・日本篆刻家協会理事長・大阪府市小中学校書写教育研究会会長・斉平篆会主宰・書道研究雑誌『清暢』代表

著書
『超かんたん篆刻』芸術新聞社・1997年
『もうひとりの熊谷守一』里文出版・2002年
『篆刻般若心経』三圭社・2005年
『はじめての篆刻入門』淡交社・2006年
『ほれば印です』芸術新聞社・2007年
『この人と書』里文出版・2010年
『ウルトラかんたん篆刻』芸術新聞社・2015年

経歴
1955年(昭和30年)、香川県綾歌郡綾南町羽床下に生まれる。父・弘海の家系が僧侶のため、周りには書画・骨董があり毎日それらを眺め遊んでいた。幼稚園のころ、祖母のすすめにより書道を習いはじめる。高松第一高等学校入学後は、当時香川書道界をリードした中原一耀、小森秀雲にそれぞれ書を学ぶ。奈良教育大学に進学後は、当時篆刻界での第一人者、梅舒適に出会い師事する。
大学卒業後、1980年(昭和54年)に大阪府立上神谷高等学校に赴任。以後、1990年(平成2年)には大阪府立三国丘高等学校で教鞭をとる傍、同年、奈良教育大学に講師として、2001年(平成13年)には園田学園女子大学で篆刻の講座を受け持つ。 同2001年より、河野隆、岡野楠亭とともに三圭社の篆刻専門誌「楽篆」アドバイザーを担当。 ほか、1981年には奥谷九林、井谷五雲らと六轡会を結成。結成以後、毎年各所で展示を行っている。
2022年(令和3年)には日本篆刻家協会理事長に就任。篆刻を単なる伝統芸術ではなく、今に生きる人々にとって価値のある、 個々人の個性に応じた表現可能な小芸術として、日々新たな魅力を追求し続けている。

坪内好子展 銅版画・ガラス絵

2023年12月9日[土]— 12月24日[日]11:00 – 18:00

作家来場予定日 12月11日[月]・12月12日[火]

<略歴>
1966年 東京に生まれる。女子美術大学芸術学部絵画科版画専攻卒業。
2005年 ブラチスラヴァ芸術アカデミー留学(スロバキア)
ドゥシャン・カーライに師事(~07年)
2008年 VSVU a HOSTIA展に出品(スロバキア・ピエスチャニ―)
ヴァンスカービストリッツア国立科学図書館にて個展(スロバキア)
2009年 版で表す現代の造形-Life&Art-展に出品(東広島市立美術館)
2010年 「国際航路協会アジア地区125周年記念事業」の国際会議パンフレット表紙を制作(主催:国際航路協会)
ポーランドのクラコウ、スロバキアのペジノクにて個展
2014年 メトロポリスプロジェクト「世界各国のアーティストによる合作アートブック制作」に参加(イタリア、ドイツ、スペイン、USA他を周遊展示)
2017年 公益財団法人 日本アロマ環境協会の機関誌にエッセイを執筆
現在、日本美術家連盟会員。

<コレクション>
ロサンゼルス・カウンティ美術館、米国議会図書館、ブラチスラヴァ美術アカデミー、国土交通省、在スロバキア日本大使公邸、多摩美術大学、女子美術大学、他。