川野恭和 陶芸展

2019年6月21日[金]— 6月30日[日]11:00am -6:00pm
作家在廊日:6月21日[金]・22日[土]

[略歴]
川野 恭和 Michikazu KAWANO
1949  鹿児島県志布志町に生まれる
1974  瀬戸窯業専修訓練高卒  瀧田項一氏に師事
1980  鹿児島県大口市に築窯
国画会展前田賞受賞・日本民藝館展奨励賞受賞


(売約済)川野恭和「線モールしのぎ広口花入」

河野甲・コウノシゲコ展

2019年6月1日[土]— 6月9日[日]11:00am -6:00pm 作家在廊日:6月9日[日] (河野甲が在廊)

 河野甲「プロト君」110 x 33 x 46 2018年制作
 コウノ シゲコ「ドローイング」22 x 15 2019年制作

[略歴]
河野 甲 KO KONO
1956 愛媛県宇和島市生まれ
1977 京都嵯峨美術短期大学洋画科卒業 皮革造形作家 石丸雅通に師事
1984 皮革造形家として独立 京都に工房をもつ
1991 奈良県に移住
2000 京都府に移住
東京・大阪・仙台・奈良・京都・ニューヨークでの定期開催をはじめ、全国各地で個展を行う。
出版 作品集『しずかな八月』(求龍堂)、立体イラストレーションⅠ・Ⅱ(グラフィック社)

コウノ シゲコ SHIGEKO KONO
1956 和歌山県に生まれる
1977 京都嵯峨美術短期大学洋画科卒業
2000 京都府を拠点に活動
2008 大阪女学院モニュメント「聖家族」
2011・2013 MIDOW人形コンクール展 招待展示
2012 ギャラリー・ベリャエボ(モスクワ) 他個展グループ展多数

(売約済)河野甲「クマムシ」(素材:牛皮)

森康一朗・森知恵子 ガラス展

2019年5月17日[金]— 5月26日[日]11:00am -6:00pm

森 康一朗 Kohichiro MORI
1987 香川県生まれ
2005 香川県立高松工芸高等学校卒業
2009 倉敷芸術科学大学 芸術学部 工芸・デザイン学科 ガラスコース卒業
2009 富山ガラス工房 勤務(~13)
2013 個人工房 制作アシスタント(~15)
2018 香川県にガラス工房「MORI GLASS」設立
現在 フリーで活動中
[展覧会歴]
2012 Toyama Glass Art展(GALLERY le bain/西麻布)
2012 個展(ギャラリー幹/倉敷)
2012 二人展(すみや亀峰菴/京都,2013,2014)
2013 第2回そば猪口アート公募展 入選
2013 第9回富山市美術展 工芸部門 大賞
2014 工芸都市高岡クラフトコンペ 入選
2015 二人展(西宮阪急/西宮,2016)
2015 グループ展(グラスギャラリー・カラニス/南青山)
2015 グループ展(伊予鉄高島屋/愛媛)
2015 グループ展(うめだ阪急/梅田)
2016 二人展(富山大和/富山)
2016 個展(岡山天満屋/岡山)
2016 個展(名古屋高島屋/名古屋)

森 知恵子 Chieko MORI
2000 嵯峨美術短期大学デザイン科生活デザインコース 卒業
2005 富山ガラス造形研究所造形科 卒業
2006 富山ガラス工房 所属(~2013.3)
2006 第二回現代ガラス展inおのだ(山口) 入選
2006 SUGOROKU GLASS in TOYAMA (富山) 工芸都市高岡クラフト・コンペ 入選(富山)(2008・2014) 金沢わん・One展 入選(石川)
2007 富山プロダクツ 選定品
2008 個展(うつわクウ/芦屋) 個展(Sophora/京都)個展(すみや亀峰庵/京都)
2009 個展(すみや亀峰庵/京都)日本クラフト展 入選(東京)(2010)
2010 日本クラフト展 in KANAZAWA (しいのき迎賓館/石川) 東京ギフトショー(ビックサイト/東京)
2011 Toyama Glass Art招請展示会(南怡島/韓国) 個展(富山大和/富山)
2012 Toyama Glass Art-現代アート展( GALLERY le bain /東京)瀬戸内生活工芸祭 参加(玉藻公園/香川)
2013 クラフトフェアまつもと2013 参加(あがたの森公園/長野) 二人展「透に光」(すみや亀峰庵/京都)
2014 個展(うつわクウ/芦屋)ちんゆいそだてぐさ 出展(奈良/大和郡山)二人展「片影」(すみや亀峰庵/京都)
2015 山口アーツ&クラフツ 参加(維新記念公園/山口)「森康一朗・森知恵子ガラス二人展」(西宮阪急/兵庫) 代官山ヒルサイドマーケット 参加(東京代官山)森知恵子ガラス展(山口井筒屋/山口)
2016 「森康一朗・森知恵子ガラス二人展」(富山大和/富山)

橋本康彦

—現在、大阪府・千早赤阪村で生活と制作をされている橋本さんは、お若い頃に高村光雲の孫弟子・澤田政廣さんに弟子入りされています。

橋本 20代の頃は、芸大受験の為に浪人したり、違う仕事に就いたりして、東京にいました。師匠となる澤田政廣に出会い、住み込みの修行生活に入ったのが25歳のときです。師匠は、私が入門した当時で84歳で、すでに文化勲章も受章されて当代の木彫の第一人者で、1尺300万位で仏像を売られていたと記憶しています。

—「住み込み修行」というのが、想像つきません。

橋本 徒弟制度のようなものですが、最近は耳にしないですよね。休みは月に2日だけで、給料も無いに等しくて……現代では耐えられないと思います。毎日、師匠が起きる前に起きて静かに支度をして、師匠のノミを研いでおいて、粘土を耳たぶの柔らかさまで捏(こ)ねておくとかね。気遣いは大変でしたが、今思うと濃密な時間で、5年間の修行はとても勉強になって面白かったです。その後、30歳になって結婚を機に住み込みから卒業し、妻が妊娠したこともあって、一旦は福島県に戻り、東京の師匠のもとまで通って仕事をし、仕事をもらっては地元で制作をして東京に作品を送るといった、そういう生活でした。

—その後、国際交流基金の支援で、アメリカに渡られています。

橋本 澤田一門で独立して山梨で仕事をしていた先輩から「10メートルのお不動様を作ろう、それもアメリカで」と提案があり、まず私たち家族が渡米して、友人を介して新妻實先生(彫刻家・1930年 東京都生まれ。1955年 東京芸術大学彫刻科卒業 コロンビア大学助教授など歴任)と知り合いました。「日本の伝統文化を紹介するために、お不動様を制作したい。けれども、作る場所が無い」と伝えていると、新妻さんを介してメリーランド美術大学のフレッド・ラザルス学長が制作スペースとして大学内の一部を、スポーツ会社「HEAD」のハワード・ヘッド社長はカナダの上質なイエローシダーを提供してもらうなど追い風も吹きました。

—苦心されたこともかなり多かったのではないでしょうか。

橋本 他のスタッフ2人は日本に行ったり来たりでしたので、1年で作るつもりが3年にずれ込んだり、どうしても私1人で彫る時間が長くなりました。、納品先は、ニュージャージー州にあるベクトン・ディッキンソン社という医療機器の会社で、本社ビルのメインフロアに設置してもらえました。医療機器の会社として、人間と自然の調和を示す東洋的な作品を置きたかったようです。

—帰国後の生活と制作というのは?

橋本 帰国後は地縁は全く無かったのですが、福島県の知人の紹介と妻の提案もあって京都・西陣の長屋に住むようになりました。京都御所まで徒歩5分の、楽しい場所でした。

—西陣のような街中で彫刻の制作スペースを確保するのは容易ではなさそうですが……。

橋本 妻が通い始めた柳田宗葩(そうは)先生の茶道教室を通じて、織屋の奥さまから使っていない工場を制作スペースとして紹介してもらいました。そこから、京都での生活と制作の全てが始まりました。ただ、移住して10年目に、借りていた西陣織の工場の制作スペースも閉鎖になるとのことで、急きょ引っ越し先を探すことになりました。千早赤阪村には、兵庫県西宮市の画商さんを通じて、古民家に住んで15年になります。おかげさまで村で制作が出来て、知り合いも徐々に増えてきて、一昨年はヒロ画廊で、去年は10年ぶりに阪急うめだでの個展も開催してもらいました。

—お話しをうかがって、ひとつひとつの出会いを大切にされているように感じました。

橋本 今思うと、みんなご縁です。妻も含めて、自然に身を任せて直感で生きるタイプだと思っています。狩猟民族じゃないですが、一つの場所に留まり続けるタイプではないですね。今後も、千早赤阪村からどこかに移るかもしれません。


河鍋暁斎より「猫又」 16 x 21 x 34 cm クスノキ・顔彩・金箔

[略歴]
橋本康彦(はしもと・やすひこ)
1954年(昭和29年) 福島県いわき市に生まれる
1979年(昭和54年) 澤田政廣 に師事 高村光雲一門となる
1980年(昭和55年) 日展・日彫展入選
1984年(昭和59年) 日彫賞受賞
1990年(平成2年)  メリーランド美術大学客員芸術家(国際交流基金人物交流)、不動明王立像建立(ベクトン・ディッキンソン本社設置)(~1992年)
1994年(平成6年)  新妻實からの継承展Ⅰ(山梨県立美術館ほか)、僧形文殊菩薩像建立(盛永宗興老師発願 大珠院ウェスト安置)
1996年(平成8年)  アメリカ・カービングスタジオ客員講師、新妻實からの継承展Ⅱ(関ヶ原マーブルクラフト)
1999年(平成11年) 阪急百貨店梅田本店個展(2001年、2003年開催)
2000年(平成12年) 石田梅岩像建立(京都府亀岡市)
2001年(平成13年) 東急百貨店渋谷本店個展
2005年(平成17年) おおつき画廊個展(福島県福島市)
2007年(平成19年) おおつき画廊個展、フットクリエイト個展(京都)、彫刻シンポジウム(関ヶ原)
2008年(平成20年) いわき市石炭化石館個展(いわき市)第23回国民文化祭茨城県実行委員会会長賞受賞
2017年(平成29年) ヒロ画廊(和歌山)個展
2018年(平成30年) 阪急百貨店うめだ本店 個展